ベバストエアーヒーターの修理例！
ネットで検索してお客さんよりエアーヒーターが点火しないとの修理依頼がありました！
確かにファンは回って点火をしようとしていますが着火しません！
点火スイッチでのエラーコードは１回点滅でスタートの失敗です、再スタートを試みましたが結果は同じです！
お客さんへの問診で取り付けて１０年ぐらい一度も点検していないとのことで一番怪しい燃料系のチェックをしましたが燃料は来てます！
メーカーへの相談でエンジン内のカーボンが影響しているのではないかとの結論！
この車内張りの中にエアーヒーター本体が取り付けられているためセカンドシート・サードシートを外してデカイ内張りを外します（大仕事になりました）！
しかし内張り内に入れるのは良い考えかもしれないですねスペース上邪魔にならないし、整備以外は触らないですから、良い勉強になりました！
内張りを外すとやっとエアーヒーターユニット本体が見えました！
吸気用のパイプと排気用のパイプ・燃料ホースを外してエアーヒーターユニットを車両から取り出します！
エアーヒーターユニットのカバーを外してバーナー本体の分解・講習ではやりましたが分解は初めてです！
バーナーを止めてるネジは錆びて緩みません、ショックドライバーの使用でやっと外れました！
開けてビックリカーボンカスの山ですね、これだけのカーボンが覆っていれば燃焼はしないですね・掃除大変！
ガスケット類を新品に換えて組み込みＯ／Ｈは完了！
車両への取り付けは大変！
パイプ類ダクト類はギリギリでカットされているので余裕なし、ネジも締めるのに手は入らない苦労しましたね！
内張りとシートを元通りに組み上げて車内は完了です！
ついでに燃料フィルターも交換します！
後気付いたのですが、エアーヒーターの使用シーズン時にワコーズのフューエルー１を使用すればカーボンが溶けてＯ／Ｈしなくても済むかも！